教室理念・方針

カンタンそうなのになぜ?

鍵盤を下ろすだけで誰でも音が鳴るピアノ。なのに、弾くのはなぜかむずかしいー。そのワケは・・・

ピアノを弾く、ということは
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  1. 目で楽譜を見て
  2. 脳でその情報を理解し、イメージをつくって
  3. 指に指令を出し、タッチを使い分けて弾きながら
  4. 耳で出した音を聴き確認、目は次の音符を追って①に

といった①~④の動作を同時に、そして連続して行っている、いわば五感を総動員させている、とても高度な技術です。

この4つを初めから同時に行おうとするからむずかしい。だから、

  1. 見る(音符を読む)
  2. 歌う(気持ちを込めて)
  3. 動かす(指のダンス・リズムをとる)
  4. 聴く(音の聴き分け)

と4つの柱に分けて、1つずつの柱の力をつけていくことから始めます。

1つが出来るようになれば、2つ、3つ、4つと統合させていく。
このように順序立てたメニューを作っていくと、実際にピアノを弾く段階では、目で楽譜を追いながら心を込めた良い音で弾き、そして自分の出している音も聴けて、とスムースに循環出来るようになり、弾くことが楽しくなってきます。

また、長年ピアノを習っているのに、なかなか上達しないと悩んでいる人は、①~④の循環が滞って、柱のどれかが不充分なケースが大変多いです。

今の子ども達は忙しい

間違った方向を向いて練習していても、残念ながらそれは百害あって一利なし。
限られた時間を有効に使うためにも、まずは普段の練習方法を見直し、メニューを作っていくことから。ピアノの前に座れなくても出来ることは実はたくさんあるのです。

また、趣味だからこの方向、専門だからこの方向、と違う方向を向いて学んでいる訳ではなく、音楽の理想とする方向性は同じです。
ただ、浅くていいのか、深く掘り下げていくのか、それだけの違いです。

あなたは世界に一つだけの花

IMG_8292ピアノ指導歴30年の経験を活かし、一人ひとりとしっかり向き合い、それぞれの個性を見つめ、今の状況に最適なテキストを使用しています。
楽しく長く無理なく、ピアノが一生の友となれるよう、導いています。