PTNAで長年演奏研究委員を務められている本多先生企画&ご出演の室内楽コンサート。
ベートーヴェン/ピアノとヴァイオリンのためのソナタ、ブラームス/ヴィオラとピアノのためのソナタ、ドヴォルザーク/ピアノ五重奏曲ーこれぞアンサンブル!
誰かが主役で誰かが引き立て役、ではなく、2人なら2人、5人なら5人それぞれが全く対等の立場で音楽を創っていくー結果、作曲家の横顔がはっきり見えてきたりして・・・ブラームスのロマンチックさ、ドヴォルザークの素朴な力強さー
ピアノはソロで弾くことが多いので、弾き手に焦点が当たりがちですが、その曲を作った作曲家は本当にすごい!室内楽はそれを改めて思い起こさせてくれます。
ピアノはベヒシュタインー清潔な美しい音色が弦に溶け込み、室内楽にぴったりでした。もちろん、本多先生の演奏が見事だったからですが(笑)
日本も、今後もっとアンサンブルの文化が発展していけば、心の問題とかで悩むことも少なくなるかもーなんて、夢がどんどん膨らんでしまいました。