今年のPTNAコンペ課題曲集の中に、カバレフスキー作曲「かなしい物語」があります。
こどものための曲で、ロシア的な哀愁と大地の重たい匂い…短調の何とも素敵な曲✨と私は今までずっとそう思っていました。
ところが今回のウクライナの惨事が連日報道される中、改めてこの曲を弾いてみて、あぁあまりにリアル過ぎるー😓メディアの映像そのものの哀しいメロディ、心に鉛を入れられたような絶望感⤵️でも最後の1小節にはわずかな光が見えー
私は、今年はどうしてもこの曲を生徒に勧める気になれませんでした。気持ちを込めて弾けば弾くほど、つらい😓日本は遠く離れているからと、「対岸の火事」傍観者的に涼しい顔して弾くのも耐えられないー⤵️
結局カバレフスキーの数ある名曲の内、軽くて明るい方を選びました。
カバレフスキー氏ご存命の時代は、ソビエト連邦全盛の時代。今と同じくロシアの人々の心の内には複雑な闇が漂っていた事でしょう。
それにしてもそれをたった1ページのこども曲で見事に表現出来る作曲家ってーやっぱり天才です✨脱帽😵💫❤️
ウクライナ産ひまわりの花の蜂蜜🌻値段は張りましたが迷わず買いました💪