ピアノと幸せの関係

年末に行われたおとなの発表会で、「ピアノと幸せの密接な関係!」というレポートを出演者全員にプレゼントしました。1年前のこの会で皆さんにアンケートを取ったら、このような結果にたどり着いた!というわけです。お医者さんでもある角聖子音楽院の生徒さんが作成して下さいました。以下はその内容。

・脳はいくつになっても変えられるー多少の困難があっても努力することに意義を感じる「仕事脳」「学習脳」に年代差はなく、20才代も60才代も同じ。同時にその時、「共感脳」「切替脳」も活性化されて、家族や他者との関係にも満足しているというとても良い状態。自分の意志でピアノを続けている方々は、このような良い脳の使い方が出来ている人が多いことがわかった。

・音楽脳をつくるー豊かな音楽を創っていくためには、五感をフルに活用すること。手を休めて目を閉じて自分なりのイメージを思い浮かべて音楽を聴く、という「音楽脳」を創っていければ達成感など幸せにつながり、その良い影響は他の人にも伝わる。

・ピアノ歴の長い方は心が柔軟で、気分が明るく、不安やストレスが少ないことがわかった。  などなど

 

ピアノは単なる習い事ではないのですよ♪ ピアノを学ぶことで、元気で幸せに生きる力もついてくるのです!

今年が皆さまにとって幸せな良き一年となりますようにー!!

酉年始動・2

年賀状その2-SちゃんがPTNAの紹介で来られたのは小学1年生のとき。最初のレッスン時、それ迄に習っていた曲を弾いてくれたのですが、それが1曲ではなく、なんとテキスト1冊その場で全部弾いてしまったという、がんばり屋さん。

その後高校を卒業するまで10数年間、発表会は皆勤賞、ステップは全級合格ーすごい!彼女が病気でレッスンお休みした記憶がないのです・・・毎日の積み重ねって本当に大事なのですよ。 ピアノの向上と比例して学力も向上、今は第一志望の医大に見事合格され、新たな道を歩み始めています。頼もしいSちゃん、夢に向かって頑張って!!

隅田川にかかるスカイツリーのシルエットーお正月の富士山はこの日見えず、残念ー展望台より

酉年始動♪

新年おめでとうございます。今年のお正月は連日お天気に恵まれて、和やかなお正月でしたね。日本人に生まれてよかったー なんて思ってしまうくらい(笑)

教室を卒業された生徒さん達から届く、たくさんの年賀状。本当にうれしいひとときです♪ それぞれの顔を思い浮かべながら、又ハラハラしながら?読ませて頂いていますよ!

Kさんは、都内某音大を卒業後、PTNAの紹介で当教室に来られました。高校大学で習った曲、以外の曲を沢山弾いてみたい、そして、もっと音楽を深めていきたい、という彼女の希望に沿って、色んな曲にチャレンジしましたよね~確か「のだめ」の曲もね(笑) 彼女の気持ちがどんどんほぐれて、自然体でピアノに向かえるようになったかな、嬉しかったです♪

その後めでたくご結婚、今は彼の赴任先の三重県にて立派にピアノ教室を開いて、多くの生徒さんを教えていらっしゃいます。ご実家に里帰りの時にはまた遊びに来てね!

 

なぜか作曲家の名がつけられることの多い冬の華シクラメン、これは「シュトラウス」という品種です。お正月らしい真紅がきれい!気分はウィーンフィルニューイヤーコンサート♪

おとなの発表会

年末恒例の大人の発表会「角聖子おとなのための発表会@ムジカーザ」 今年も先週末に無事終了!

教室レスナーの方々はもちろん、遠く長野県や福島県から参加される方もあり、今年は56名53組もの方が出演されました♪
ソロあり連弾あり歌もあり、曲目もブルグミュラー・ショパンのクラシックからジブリ・韓流・癒し系など等バラエティに富んでいて一人として曲が重ならないところがすごい!年齢を重ね様々な人生経験を積んでこられたおとなだから、皆さん、曲への思い入れが強い! 片手で「SMILE」を気持ちを込めて弾かれたお父さんの、何と優しい音色ー 男性ってこんなにロマンチックなんですか(笑)
ムジカーザはアットホームでありながら行き届いていて、素晴らしいサロンです。 角先生の一人一人に向けての温かいコメントで笑ったり納得したり癒されたり♪
出演者もお客様も皆が心温まる一日でした。皆さまよいお年をー

大きくなったら

小学1年生のKちゃんは、ピアノを習い始めて3年目。楽譜を読んで弾くことはもちろん、忍者のちゃくち、つるさんの手、タッチポイント、リズムボールなどなど、音楽の基礎を今までたくさん学びました。

先日、学校で展覧会がありました。作品のお題は「大きくなったらなんになる?」 Kちゃんの答えは「ピアニスト!」 何て素晴らしい!!

青いドレスにスパンコールがひかっていてステキね。そして手がちゃんとつるさんの手になっていて、すごい!じょうずなピアニストまちがいなし!

Kちゃん、ゆめにむかってがんばって!!先生もたくさんおうえんするわよ~(^о^)V

小さなしあわせ

雨上がりの朝、ご近所のお玄関先にてー

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まさしく錦絵、なんて美しい自然のアート! 見とれてしまいました。

でも道を歩く大人たちは、この景色に全く気付かず、足早に通り過ぎる人ばかり・・なんて惜しいこと・・・

ほんの数秒のことなんですが、私はこの景色を見れただけで、今日一日幸せオーラに包まれましたよ♪  遠くの大きな目標、だけではなく、目の前に小さな幸せはいくつもあるものです(*^^*)

みんなも、学校の行き帰りの道、毎日通っている道にこそ楽しい発見があるかもよ~♪ 楽しいお話、又聞かせてね!

秋真っ盛り・2

そしてもう一つ、秋といえばスポーツの秋!

私はスポーツ観戦も大好き。昨日はTVにてフィギュアスケートに見入ってしまいました。

本番前の張り詰めた雰囲気、そして一回きりの本番に全てをかけるーまるで音楽の世界と同じです。

重心が上ずらないようしっかり落とす、緩急つけた間の取り方など等、私たちの演奏にも参考になる点がとても多く、興味が尽きません。

羽生選手という大スターが現われ、最近のフィギュア熱すごいですね。今回の彼のスケーティング、素晴らしかった昨年にも増して素晴らしかった・・もちろんジャンプはすごいのですが、スケーティングのなめらかさー氷に吸付くような滑り、ステップが本当に美しくて、あのようなレガートなタッチでピアノが弾ければー!!なんて憧れます。そう、ピアノ奏法で最も難しいのは、私はレガート奏法だと思っています。

アイスダンス1位のペアも本当に美しいスケーティング、表現力も豊かで惹きこまれてしまいました・・これからウィンタースポーツの季節、いいですね~

 

秋真っ盛り!

石神井公園も秋真っ盛り!

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実りの秋、芸術の秋、そしてコンクールの秋!?

バッハコンクールとブルグミュラーコンクール、この二つは幼児から参加可能、そして一曲のみという大変良心的なコンクールです。

先日のバッハコンクール地区大会は、審査員が本多先生だったので、あっという間に終わってしまう一曲でも、丁寧に聴いて下さり的確なコメントが頂けて、皆大満足! ブルグミュラーの方も然り。

コンクール=勝ち負けの世界、ではなく、頂いた評価を糧に、もっと上手になりたいなーと次のステップに夢膨らむ子供たちに育ってほしい。ちょっと頑張ったら受けられるコンクール、来年は全員! 受けようね!!

 

思い出

同窓会で久しぶりに母校へ。

坂道を上って始めに見えてくるのが音楽学部校舎。なんと懐かしいー何十年経っても全く変わらない静かなたたずまいに、改めて感動。

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あ~この校舎の中で何と多くのドラマがあったことか・・・

1学年50名という少人数教育だったためか、今でもクラスメイトとは結構絆強いです。

同窓会といっても、ただおしゃべりして食事して終わり、ではないところが音大で、ちゃんと演奏もしてきましたよ。私は友人と連弾、バーバー「スーヴェニール(思い出)」を弾きました。楽しかった大学時代を思い出しながらー やっぱりこういう場ではアンサンブルがいい。

最近創設された舞踊学科の校舎が音楽学部本館の隣に出来て、その素晴らしい施設に又びっくり、コンテンポラリーダンスの学科だそう。またその隣には、完全防音の音楽練習室もずらりとー今の学生さん達はホント恵まれてますよね~

外見は変わらないけれど、その中身はしっかり今の時代にマッチしていたわが母校ー甘酸っぱく楽しいひとときでした。

カンマームジーク

PTNAで長年演奏研究委員を務められている本多先生企画&ご出演の室内楽コンサート。

ベートーヴェン/ピアノとヴァイオリンのためのソナタ、ブラームス/ヴィオラとピアノのためのソナタ、ドヴォルザーク/ピアノ五重奏曲ーこれぞアンサンブル!

誰かが主役で誰かが引き立て役、ではなく、2人なら2人、5人なら5人それぞれが全く対等の立場で音楽を創っていくー結果、作曲家の横顔がはっきり見えてきたりして・・・ブラームスのロマンチックさ、ドヴォルザークの素朴な力強さー

ピアノはソロで弾くことが多いので、弾き手に焦点が当たりがちですが、その曲を作った作曲家は本当にすごい!室内楽はそれを改めて思い起こさせてくれます。

ピアノはベヒシュタインー清潔な美しい音色が弦に溶け込み、室内楽にぴったりでした。もちろん、本多先生の演奏が見事だったからですが(笑)

日本も、今後もっとアンサンブルの文化が発展していけば、心の問題とかで悩むことも少なくなるかもーなんて、夢がどんどん膨らんでしまいました。